2007年11月05日
静鉄で遠足
先日、静鉄で遠足帰りと思われる小学校低学年の集団と乗り合わせました。
一人ひとりの子供は可愛いのですが、集団となるとちょっと恐いと感じてしまう私。小学校の先生には、なれそうもありません。
でも、一歩引いたところから子供たちを観察するのはなかなか興味深いものがあります。
大阪でも、地下鉄で小学生の集団移動によく遭遇しました。
学校や学年によって、子供たちへの事前の教育や引率の仕方が全然違っていて、他の乗客に迷惑をかけようが先生が全く注意することなく野放し状態な学校もあれば、不気味なほど私語ひとつなく秩序立って行動する子供たちの学校もありました。
引率の先生も、大声で叱り続ける先生もいれば、しっと目配せひとつで子供を黙らせる先生もいました。
この日、静鉄で私が乗り合わせた子供たちは、比較的行儀のよい子供たちでした。
騒ぐこともなく、争って座席に座ることもなく、先生の言うこともよく聞いていました。
それでも、子供らしくみんなで電車に乗る興奮が抑えられない感じで、時々は先生から「動き回らない!」などと叱られたりもしていましたが。
子供たちは、座席が空いていれば座席に、立つようならどこか手すりにつかまるように、と指導されていたようで、引率の先生は子供たちが必ずどこかにつかまるよう、誘導していました。
先生は、友達のそばに移動しようと歩いている子を見つけては「うろうろしない!」、駅についてドアが開くたびに「危ないから離れて!」としょっちゅう声をかけていました。
そんな光景に、先生も大変だなあと思いつつ、何か少し違和感を感じていました。
先生が、子供たちの安全を気にかけすぎているような印象を持ったのです。
もちろん、電車は結構危険な場所だし、先生には子供たちの身の安全に十分配慮して欲しいとは思いますが、電車が揺れるとこけることもあるよという経験さえ許さない勢いでした。
とにかく子供が怪我をしないように、事故の起こらないように、ピリピリしている印象でした。
そんなとき、座席に座っていたある女の子が、近くに立っていたおじいさんに席を譲りました。
最初はおじいさんは遠慮していたのですが、子供たちに促されて座りました。
席を譲った女の子は、少し離れた場所に立っていた友達のところへ移動しました。
そこへ、引率の先生がやってきて、その女の子を見つけるや、「あなた、動き回らないって約束したでしょう!」
一緒にいた友達が小声で説明をしようとしましたが、先生は別の子供を叱りに行ってしまいました。
残された女の子は、泣きそうに顔を歪めながらも、ぐっと耐えていました。
一人ひとりの子供は可愛いのですが、集団となるとちょっと恐いと感じてしまう私。小学校の先生には、なれそうもありません。
でも、一歩引いたところから子供たちを観察するのはなかなか興味深いものがあります。
大阪でも、地下鉄で小学生の集団移動によく遭遇しました。
学校や学年によって、子供たちへの事前の教育や引率の仕方が全然違っていて、他の乗客に迷惑をかけようが先生が全く注意することなく野放し状態な学校もあれば、不気味なほど私語ひとつなく秩序立って行動する子供たちの学校もありました。
引率の先生も、大声で叱り続ける先生もいれば、しっと目配せひとつで子供を黙らせる先生もいました。
この日、静鉄で私が乗り合わせた子供たちは、比較的行儀のよい子供たちでした。
騒ぐこともなく、争って座席に座ることもなく、先生の言うこともよく聞いていました。
それでも、子供らしくみんなで電車に乗る興奮が抑えられない感じで、時々は先生から「動き回らない!」などと叱られたりもしていましたが。
子供たちは、座席が空いていれば座席に、立つようならどこか手すりにつかまるように、と指導されていたようで、引率の先生は子供たちが必ずどこかにつかまるよう、誘導していました。
先生は、友達のそばに移動しようと歩いている子を見つけては「うろうろしない!」、駅についてドアが開くたびに「危ないから離れて!」としょっちゅう声をかけていました。
そんな光景に、先生も大変だなあと思いつつ、何か少し違和感を感じていました。
先生が、子供たちの安全を気にかけすぎているような印象を持ったのです。
もちろん、電車は結構危険な場所だし、先生には子供たちの身の安全に十分配慮して欲しいとは思いますが、電車が揺れるとこけることもあるよという経験さえ許さない勢いでした。
とにかく子供が怪我をしないように、事故の起こらないように、ピリピリしている印象でした。
そんなとき、座席に座っていたある女の子が、近くに立っていたおじいさんに席を譲りました。
最初はおじいさんは遠慮していたのですが、子供たちに促されて座りました。
席を譲った女の子は、少し離れた場所に立っていた友達のところへ移動しました。
そこへ、引率の先生がやってきて、その女の子を見つけるや、「あなた、動き回らないって約束したでしょう!」
一緒にいた友達が小声で説明をしようとしましたが、先生は別の子供を叱りに行ってしまいました。
残された女の子は、泣きそうに顔を歪めながらも、ぐっと耐えていました。
Posted by 縞格子 at 11:47│Comments(0)
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